一
米
rice
朝、土鍋で炊きます。一度に炊けるのは三升まで。粒を立てて、すこし硬めに。冷めても、ごまかしのきかないところです。
やまとのおにぎりは、注文をうけてから握ります。 炊きたての米に、能登の塩をつかいます。
その日の米と具で握ります。書いてあるものが、売り切れれば、その日はおしまい。
すべて税込。海苔ありは+20円。お米は新潟・岩船産コシヒカリ。
むずかしいことは、していません。あたりまえを、毎朝くりかえすだけ。
朝、土鍋で炊きます。一度に炊けるのは三升まで。粒を立てて、すこし硬めに。冷めても、ごまかしのきかないところです。
能登の海塩を使います。角のない、まるい塩気。米の甘みを消さないよう、ほんのひとつまみ。これ以上は足しません。
ふんわり、けれどくずれない。機械では出せない、手の力加減だけで決まります。三角に三度、それでおしまい。
つくり置きは、しません。だから数にかぎりがあります。お昼すぎには、たいてい暖簾をしまいます。あたたかいうちに食べてほしい——それだけのことです。
駅から、ゆっくり歩いて五分。古い米屋の、となりです。